2026年度 全国通訳案内士試験対策+お役立ち最新情報プラス
1/8/2026 update

2024 訪日外国人旅行者数 国・地域別人数(JNTO)

1次試験対策として過去2年分+コロナ禍前も確認しておきましょう。
2024年(約3687万人)・2023年(約2506万人)・2019年(約3188万人)
 
1位 韓国

約881万人 (2024)
約695万人 (2023)
約558万人 (2019)

2位 中国

約698万人 (2024)
約242万人 (2023)
約959万人 (2019)

3位 台湾

約604万人 (2024)
約420万人 (2023)
約489万人 (2019) 

4位 米国

約272万人 (2024)
約204万人 (2023)
約172万人 (2019)

5位 香港

約268万人 (2024)
約211万人 (2023)
約229万人 (2019)

6位 タイ

約114万人 (2024)
約99万人 (2023)
約131万人 (2019)

7位 オーストラリア

約92万人 (2024)
約61万人 (2023)
約62万人 (2019)

約81万人 (2024)
約62万人 (2023)
約61万人 (2019)

9位 シンガポール

約69万人 (2024)
約41万人 (2023)
約50万人 (2019)

10位 ベトナム

約62万人 (2024)
約57万人 (2023)
約49.5万人 (2019)


【はじめに】

全国通訳案内士試験は、テクノロジーの進化や観光ニーズの変化、通訳案内業務の自由化(2018年)、そして新型コロナの影響などにより、「求められる役割」だけでなく、「試験科目や内容」「受験者数・合格者数」も含め、大きく変動してきました。

そこで本ページでは、JNTO(日本政府観光局)が公開している「2025年度 全国通訳案内士試験ガイドライン(4月公開)」を基に、一次試験・二次試験対策、そして合格に向けて今から準備しておくと安心なポイントや、プラスになる最新情報をまとめてお届けします。

単なる情報提供ではなく、「現役通訳ガイドとしての実務経験」や「受験生へのコンサル・コーチングを通して得た知見」も踏まえ、実践的で役立つ内容を厳選してお伝えします。

はじめて受験される方にも、二次試験に不安を感じている方にも、安心して準備を進めていただける内容を心がけています。ぜひ、合格への道のりにお役立てください。

 

2026年度 予想スケジュール(左)+2025年度スケジュール(右)

ガイドライン公開 :(予想)2026年4月初旬   [2025年4月7日(月)]

官報公示     :(予想)2026年4月下旬   [2025年4月30日(水)]

施行要領公開   :(予想)2026年5月中旬   [2025年5月23日(金)]

願書受付     :(予想)2026年6月初旬~7月中旬   [2025年6月2日(月)~ 7月10日(木)]

筆記試験(1次試験):(予想)2026年8月16日(日)  [2025年8月17日(日)]

筆記試験合格発表  :(予想)2026年9月25日(金)  [2025年9月26日(金)]

口述試験(2次試験):(予想)2026年12月13日(日)  [2025年12月14日(日)]

最終合格発表    :(予想)2027年2月5日(金)  [2026年2月6日(金)]
 

試験の目的全国通訳案内士として必要な知識及び能力を有するかどうかの判定(通訳案内士法第5条)

出題方針通訳案内の実務に沿った内容、レベルの問題を出題

受験資格不問(国籍・年齢問わず誰もが受験可能)
 

1次試験 = 筆記試験・5科目

① 外国語
​② 日本地理 
③ 日本歴史 
④ 一般常識(産業、経済、政治、文化)
⑤ 通訳案内の実務


2次試験 = 口述試験

① 通訳案内の現場で必要となる知識等に関する外国語訳及び全国通訳案内士として求められる対応に関する質疑 
② プレゼンテーション問題

合否判定

1次試験 = 科目ごとに合格基準点を設定。5科目すべて基準点に達すれば合格で2次試験へ。ただし、実際の平均点が合格基準点から著しく乖離した科目は、合格基準の得点調整あり(① 外国語 ② 日本地理 ③ 日本歴史は、100点満点で70点、④ 一般常識 ⑤ 通訳案内の実務は、50点満点で30点が合格基準点)

2次試験 = 評価項目ごとに具体的な評価基準を設定した上で、原則7割以上で合格 ※詳細は後述します

 

試験免除(主な合格扱い)

2024年度に1次試験合格(5科目すべて)した受験生は、今年は1次試験免除で、2次試験のみ受験
2024年度に1次試験の1部の科目(Ex. 日本地理)に合格した受験生は、今年はその科目の受験は免除

日本地理免除 :総合旅行業務取扱管理者、国内旅行業務取扱管理者のいずれかの合格者
外国語・英語免除 :英検1級、TOEIC900点以上、TOEIC Speaking Test 160点以上、TOEIC Writing Test 170点以上(TOEICは、すべて公開テストのみ・IPテスト不可。スコアは受験した年度と、その翌年度のみ有効)
※ 中国語・フランス語なども、それぞれに資格試験を中心とした外国語免除等があります

 

外国語(試験時間 11:00~12:30)(着席時間 = 説明開始 10:45~11:00)(開場時間 10:00)

試験方法:全国通訳案内士の業務を適切に行うために必要な読解力、日本文化等についての説明力、語彙力等の総合的な外国語の能力を問うものとする

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 90分 満点 = 100点(70点が合格基準点・得点調整あり)

① 外国語文の読解問題1題 = 40点程度(2025年度 = 15問 40点)(2024年度 = 14問 40点)
② 外国語文和訳問題1題 = 20点程度(2025年度 = 4問 20点)(2024年度 = 4問 20点)
③ 和文外国語訳問題1題 = 20点程度(2025年度 = 4問 20点)(2024年度 = 4問 20点)
④ 外国語による説明(あるテーマ、用語等について外国語で説明する)問題1題 = 20点程度(2025年度 = 4問 20点)(2024年度 = 4問 20点)


日本地理(試験時間 13:40~14:10)(着席時間 13:30~13:40)(開場時間 13:10)

試験方法:外国人観光客が多く訪れている又は外国人観光客の評価が高い観光資源に関連する日本地理についての主要な事柄(日本と世界の関わりを含む)のうち、外国人観光客の関心の強いものについての基礎的な知識を問うもの

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 30分 満点 = 100点(70点が合格基準点・得点調整あり)
問題の数 = 30問程度(2025年度 = 30問)(2024年度 = 30問) 内容 = 地図や写真を使った問題も含まれる


日本歴史(試験時間 14:40~15:10)(着席時間 14:30~14:40)

試験方法:外国人観光客が多く訪れている又は外国人観光客の評価が高い観光資源に関連する日本歴史についての主要な事柄及び現在の日本人の生活、文化、価値観等につながるような日本歴史についての主要な事柄(日本と世界の関わりを含む)のうち、外国人観光客の関心の強いものについての基礎的な知識を問うもの

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 30分 満点 = 100点(70点が合格基準点・得点調整あり)
問題の数 = 30問程度(2025年度 = 30問)(2024年度 = 30問) 内容 = 地図や写真を使った問題も含まれる


一般常識(試験時間 15:40~16:00)(着席時間 15:30~15:40)

試験方法:現代の日本の産業、経済、政治、文化についての主要な事柄(日本と世界の関わりを含む)のうち、外国人観光客の関心の強いものについての基礎的な知識(例えば、試験実施年度の前年度に発行された「観光白書」のうち、外国人観光客の誘致に効果的な主要施策及び旅行者の安全・安心確保に必要となる知識、新聞(一般紙)の1面等で大きく取り上げられた時事問題等)を問うもの

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 20分 満点 = 50点(30点が合格基準点・得点調整あり)
問題の数 = 20問程度(2025年度 = 20問)(2024年度 = 16問  解答数 = 17)


通訳案内の実務(試験時間 16:30~16:50)(着席時間 16:20~16:30)

試験方法:試験は、通訳案内の現場において求められる基礎的な知識(例えば、旅行業法や通訳案内士等の業務と密接に関係する法令に関する基本的な内容や実際に通訳案内業務に就くにあたっての訪日外国人旅行者の旅程の管理に関する基礎的な内容等)を問うもの

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 20分 満点 = 50点(30点が合格基準点・得点調整あり)
問題の数 = 20問程度(2025年度 = 19問)(2024年度 = 17問) 試験範囲 = 通訳ガイドテキスト(観光庁・原則)



2次試験 = 口述試験

試験方法:試験は、総合的な外国語の能力並びに日本地理、日本歴史、一般常識、通訳案内の実務に係る正確な知識を活用して行われる、通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力について判定するもの。試験を受けることができる外国語は、1次筆記試験と同じもの

外国人観光客が多く訪れている又は外国人観光客の評価が高い観光資源に関連する地理、歴史、産業、経済、政治、文化についての主要な事柄のうち、外国人観光客の関心の強いものを題材として、受験者に通訳案内の実務を疑似的に行わせることにより実施する


試験時間 = 10分程度 

終了者からの問題の漏洩を避けるため、当該時間帯の間、修了者を未受験者と別の部屋に待機させ、通信機器を預かる等の措置を取るとともに、時間帯によって大きな差が出ないように質問内容のレベルを合わせるなど、受験者間で不公平が生じないような方法とする


試験内容

① 「通訳案内の現場で必要となる知識等に関する外国語訳及び全国通訳案内士として求められる対応に関する質疑」(試験委員が読み上げる日本語を外国語訳し、その問題文に関連した質疑を行う)
※ 試験委員が読み上げる内容は、メモを取ることが可能(紙と鉛筆が用意されている)
※ 試験委員に対して、全国通訳案内士としての適切な受け答えをすること

②「プレゼンテーション問題」(提示される3つのテーマから受験者が1つを選び、外国語で説明を行い、そのテーマについて試験委員と外国語で質疑応答を行う)


 

2次試験の主な流れ(約10分)

ここから先は、ガイドラインの内容に加え、私自身の実務経験や受験生サポートの現場から得た知見も踏まえ、「お役立ち最新情報プラス」として整理しました


① プレゼンテーション問題(プレゼン)
3つのテーマから1つを選び、30秒間で準備します(メモ可)。
その後、2分以内でプレゼンテーションを行います。
終了後、外国人試験官から数問の質問が行われることがあります(時間の都合などで省略される場合もあり)。


② 外国語訳問題(通訳問題)
2~3文前後の日本語文章(約100文字)を聞き、外国語へ訳します(メモ可)。
制限時間は約1分30秒。


③ 困った状況への対応(シチュエーション問題)
与えられた条件や場面設定が書かれた紙を30秒で読み、
外国人試験官を観光客に見立てて、通訳案内士として対応します。
その後、試験官から数問の質問が行われます。

【試験当日の雰囲気とポイント】
・試験官:日本人試験官と外国人試験官の2名体制
・日本人試験官:進行や文章読み上げ担当が中心
・外国人試験官:質疑応答が中心
・試験官の年齢・国籍・性格はさまざまで、相性や運の要素もゼロではない
・ただし、これは実際のガイド現場でも同じこと
・試験は5〜6名程度の受験者ごとのブロック制で行われ、ブロック単位で出題テーマが異なる
同じブロック内でも、出題テーマが2種類に分かれていることが多い
・「試験官 = 観光客(海外ゲスト・お客様)」 おもてなし精神(ホスピタリティ)も評価対象になる


【トピック準備の考え方】
過去問を確認することはとても大切です。ただし実際には
・現役ガイドとしても、ツアーでほとんど聞かれない内容
・その年の社会情勢や流行が強く反映された内容
といったトピックが出題されることもあります。そのため「丸暗記だけで対策する」方法では対応しきれない試験です。大変ですが、実際の現場でも「初めての質問」「想定外の質問」はいくら経験を積んでも受けます。
試験官も難しいことは承知です。その時の対応も見られていると思って、その時にできるベストを尽くすことがまずは大切。ただし、事前に想定しておき、対応策を準備しておくことも重要です。


【私がおすすめしている、2つの主な戦略】
① 「最頻出・王道トピック」を固める
外国人観光客に人気の主要観光地」「日本文化」「年中行事」など、よく聞かれるテーマから着実に準備していきます。
② どんなテーマでも「まず1文で答えられる状態」をつくる
いきなり完璧なプレゼンを目指す必要はありません。まずは、シンプルに要点を1文でまとめられる状態を目指しますここから始めることが、大きな第一歩になります。

面接形式の練習を重ねていくと、点と点がつながる感覚で、自然に対応力が高まっていきます。
これはまさに、通訳ガイドの現場で毎回求められる力そのもの。だからこそ、一次試験の段階から「二次試験を意識した学習」を早めに始めることを強くおすすめしています。


▶ 二次試験に関するお悩み相談はこちら

https://www.clacademy.co.jp/guide-exam-coaching (ページ後半にまとめています) 



合否判定:試験委員ごとに基準が大きく異なることがないよう、あらかじめ以下を含む評価項目について、具体的な評価基準を設定しておくものとする。原則として、合格基準点の「7割」に達すれば合格

評価項目
① プレゼンテーション
② コミュニケーション(臨機応変な対応力、会話継続への意欲等)
③ 文法及び語彙
④ 発音及び発声
⑤ ホスピタリティ(全国通訳案内士としての適切な受け答え等)



【メッセージ】

以上、「全国通訳案内士試験ガイドライン」を基に、試験概要をわかりやすく整理しました。
私は現在、現役の全国通訳案内士として現場に立ち続けながら、受験生の皆さんを合格まで伴走するサポートも行っています。

2024年より「新・全国通訳案内士レボリューションJGR公式X」を開設し、試験や観光の最新情報もタイムリーに発信しています。「全国通訳案内士(ガイド)の魅力」「ツアーでの学びや気づき」「現場のリアル」などを伝えられる範囲で綴っているので、よろしければ参考になさってくださいね。

 

【サポートについて】
ありがたいことに通訳ガイド業務が充実しており、一時期英語コーチングの新規受付を停止しておりましたが、現在は、「全国通訳案内士 二次試験必勝コンサルティング」及び「コーチングサービス」ともに、完全予約制にてご提供しています。

 

【本気で合格を目指す方へ】
全国通訳案内士の合格は、人生や働き方を大きく広げる大きな一歩です。

「夢を叶えたい!」という本気の想いを持つ受験生からのご相談を、心よりお待ちしております。

全国通訳案内士という仕事をさらに極めていくために、私自身も学び続けています。
あなたの合格まで、わくわく楽しく、そして着実に伴走できることを楽しみにしております^^


 

新・イングリッシュプロジェクト 主宰
新・全国通訳案内士レボリューションJGR ファシリテーター

全国通訳案内士 東京都登録番号  第EN04831号

C&L Academy(シーアンドエルアカデミー)代表

相澤 誠(Aizawa Makoto)

 

プロフィール(関連資格など)

相澤 誠(あいざわ まこと)

C&L Academy
(シーアンドエルアカデミー)代表

新・イングリッシュプロジェクト 主宰
新・全国通訳案内士レボリューションJGR ファシリテーター

 
  • 全国通訳案内士 東京都登録番号  第EN04831号
  • 総合旅行業務取扱管理者(観光庁・日本旅行業協会)
  • 国内旅行業務取扱管理者(観光庁・全国旅行業協会)
  • インバウンド実務主任者(全日本情報学習振興協会 認定)
  • 東京シティガイド(TCVB 東京観光財団 ゴールド 認定)
  • 国内旅程管理主任者(ツアーコンダクター)
  • 英検1級(実用英語技能検定)
  • Diploma in TESOL(ITTT 英語教授法)
  • Certificate in Teaching English to Speakers of Other Languages
  • Certificate in Teaching English Online(CTEO)
  • Certificate in Teaching Business English(CTBE)
  • Certificate in Teaching English to Young Learners(CTEYL)
  • Certificate in Teaching Practice Recognition(CTPR)
  • NLPプロフェッショナルコーチ(日本NLP協会 認定)
  • NLPマスタープラクティショナー(全米NLP協会 認定)
  • NLPプラクティショナー(全米NLP協会 認定)など

全国通訳案内士試験 必勝コーチングサービス

全国通訳案内士試験に合格しませんか?』のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。ファシリテーターの 相澤 誠(あいざわ まこと)です。

私は2016年度全国通訳案内士試験に合格し、これまでに世界50か国・10,000名以上・500本以上の外国人観光客ツアーや送迎業務を担当してきました。現在は、英語学習コンサルタント・英語コーチとしても活動し、受験生の皆さまの学習をサポートしています。

新・イングリッシュプロジェクト』では、「全国通訳案内士試験 必勝コンサルティング/コーチング」を通じて、1次・2次試験対策のお悩みや課題を整理し、あなたに最適な合格ロードマップをご提案しています。一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談くださいませ☆

 

2024 訪日外国人旅行者数 国・地域別人数(JNTO)

2024・2023・2019年11~20位も、参考までにチェックしておきましょう!
11位 カナダ

約57万人 (2024)
約42万人 (2023)
約37万人 (2019)

12位 インドネシア

約51万人 (2024)
約42万人 (2023)
約41万人 (2019)

13位 マレーシア

約50万人 (2024)
約41万人 (2023)
約50万人 (2019)

14位 英国

約43万人 (2024)
約32万人 (2023)
約42万人 (2019)

15位 フランス

約38万人 (2024)
約27万人 (2023)
約33万人 (2019)

16位 ドイツ

約32万人 (2024)
約23万人 (2023)
約23万人 (2019)

17位 インド

約23万人 (2024)
約16万人 (2023)
約17万人 (2019)

18位 イタリア

約22万人 (2024)
約15万人 (2023)
約16万人 (2019)

19位 スペイン

約18万人 (2024)
約11万人 (2023)
約13万人 (2019)

24位 ロシア

約9万人 (2024)
約4万人 (2023)
約12万人 (2019)

お問合せ・ご相談はこちら

全国通訳案内士(英語)
相澤 誠(アイザワ マコト)

営業時間:9:00〜21:00 完全予約制
定休日:日曜日・祝日
フォームからは、24時間対応しております。

Let's pass the national tour guide exam.
I'm looking forward to meeting you!