2024年度 全国通訳案内士試験対策+お役立ち最新情報プラス

2019 訪日外国人旅行者数 国・地域別人数(JNTO)
初めに、コロナ禍前(約3188万人)の統計を確認しましょう!

1位 中国

約959万人

2位 韓国

約558万人

3位 台湾

約489万人 

4位 香港

約229万人

5位 アメリカ

約172万人

6位 タイ

約131万人

7位 オーストラリア

約62万人

9位 マレーシア

約50万人

10位 ベトナム

約49.5万人


全国通訳案内士試験は、テクノロジーの進化による求められるニーズの変化はもちろん、通訳案内業務の自由化(2018年)、新型コロナパンデミックを経て、科目・内容・受験者・合格者数など大きく変動しております。

そこで、「2024年度全国通訳案内士試験のガイドライン(2024年5月公開 - JNTO 日本政府観光局)」を基に、2024年度の日程、1次2次試験対策、準備をしておいた方がプラスになる最新情報などをお届けしますね。

2024年度 スケジュール

◇ ガイドライン公開 : 2024年5月10日(金)

◇ 官報公示     : 2024年6月3日(月)

◇ 施行要領公開   : 2024年6月4日(火)

◇ 願書受付     : 2024年6月12日(水)~7月16日(火)

筆記試験(1次試験): 2024年8月18日(日)

◇ 筆記試験合格発表  : 2024年9月27日(金)

口述試験(2次試験): 2024年12月8日(日)

◇ 最終合格発表    : 2025年2月7日(金)
 

試験の目的】全国通訳案内士として必要な知識及び能力を有するかどうかの判定(通訳案内士法第5条)

出題方針】通訳案内の実務に沿った内容、レベルの問題を出題

受験資格】不問(国籍・年齢問わず誰もが受験可能)
 

1次試験 = 筆記試験・5科目

① 外国語
​② 日本地理 
③ 日本歴史 
④ 一般常識(産業、経済、政治、文化)
⑤ 通訳案内の実務


2次試験 = 口述試験

① 通訳案内の現場で必要となる知識等に関する外国語訳及び全国通訳案内士として求められる対応に関する質疑 
② プレゼンテーション問題

合否判定

1次試験 = 科目ごとに合格基準点を設定。5科目すべて基準点に達すれば合格で2次試験へ。ただし、実際の平均点が合格基準点から著しく乖離した科目は、合格基準の得点調整あり(① 外国語 ② 日本地理 ③ 日本歴史は、100点満点で70点、④ 一般常識 ⑤ 通訳案内の実務は、50点満点で30点が合格基準点)

2次試験 = 評価項目ごとに具体的な評価基準を設定した上で、原則7割以上で合格 ※詳細は後述します

 

試験免除(主な合格扱い)

2023年度に1次試験合格(5科目すべて)した受験生は、今年は1次試験免除で、2次試験のみ受験
2023年度に1次試験の1部の科目(Ex. 日本地理)に合格した受験生は、今年はその科目の受験は免除

日本地理免除 :総合旅行業務取扱管理者、国内旅行業務取扱管理者のいずれかの合格者
外国語・英語免除 :英検1級、TOEIC900点以上、TOEIC Speaking Test 160点以上、TOEIC Writing Test 170点以上(TOEICは、すべて公開テストのみ・IPテスト不可。スコアは受験した年度と、その翌年度のみ有効)
※ 中国語・フランス語なども、それぞれに資格試験を中心とした外国語免除等があります

 

外国語】(試験時間 11:00~12:30)(着席時間 = 説明開始 10:45~11:00)(開場時間 10:00)

試験方法:全国通訳案内士の業務を適切に行うために必要な読解力、日本文化等についての説明力、語彙力等の総合的な外国語の能力を問うものとする

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 90分 満点 = 100点(70点が合格基準点・得点調整あり)

① 外国語文の読解問題1題(40点程度)
② 外国語文和訳問題1題(20点程度) 
③ 和文外国語訳問題1題(20点程度)
④ 外国語による説明(あるテーマ、用語等について外国語で説明する)問題1題(20点程度)


日本地理】(試験時間 13:40~14:10)(着席時間 13:30~13:40)(開場時間 13:10)

試験方法:外国人観光客が多く訪れている又は外国人観光客の評価が高い観光資源に関連する日本地理についての主要な事柄(日本と世界の関わりを含む)のうち、外国人観光客の関心の強いものについての基礎的な知識を問うもの

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 30分 満点 = 100点(70点が合格基準点・得点調整あり)
問題の数 = 30問程度 内容 = 地図や写真を使った問題も含まれる


日本歴史】(試験時間 14:40~15:10)(着席時間 14:30~14:40)

試験方法:外国人観光客が多く訪れている又は外国人観光客の評価が高い観光資源に関連する日本歴史についての主要な事柄及び現在の日本人の生活、文化、価値観等につながるような日本歴史についての主要な事柄(日本と世界の関わりを含む)のうち、外国人観光客の関心の強いものについての基礎的な知識を問うもの

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 30分 満点 = 100点(70点が合格基準点・得点調整あり)
問題の数 = 30問程度 内容 = 地図や写真を使った問題も含まれる


一般常識】(試験時間 15:40~16:00)(着席時間 15:30~15:40)

試験方法:現代の日本の産業、経済、政治、文化についての主要な事柄(日本と世界の関わりを含む)のうち、外国人観光客の関心の強いものについての基礎的な知識(例えば、試験実施年度の前年度に発行された「観光白書」のうち、外国人観光客の誘致に効果的な主要施策及び旅行者の安全・安心確保に必要となる知識、新聞(一般紙)の1面等で大きく取り上げられた時事問題等)を問うもの

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 20分 満点 = 50点(30点が合格基準点・得点調整あり)
問題の数 = 20問程度


通訳案内の実務】(試験時間 16:30~16:50)(着席時間 16:20~16:30)

試験方法:試験は、通訳案内の現場において求められる基礎的な知識(例えば、旅行業法や通訳案内士等の業務と密接に関係する法令に関する基本的な内容や実際に通訳案内業務に就くにあたっての訪日外国人旅行者の旅程の管理に関する基礎的な内容等)を問うもの

試験の方法 = マークシート方式 試験時間 = 20分 満点 = 50点(30点が合格基準点・得点調整あり)
問題の数 = 20問程度 試験範囲 = 観光庁研修のテキスト(原則)



2次試験 = 口述試験

試験方法:試験は、総合的な外国語の能力並びに日本地理、日本歴史、一般常識、通訳案内の実務に係る正確な知識を活用して行われる、通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力について判定するもの。試験を受けることができる外国語は、1次筆記試験と同じもの

外国人観光客が多く訪れている又は外国人観光客の評価が高い観光資源に関連する地理、歴史、産業、経済、政治、文化についての主要な事柄のうち、外国人観光客の関心の強いものを題材として、受験者に通訳案内の実務を疑似的に行わせることにより実施する

試験時間 = 10分程度 

終了者からの問題の漏洩を避けるため、当該時間帯の間、修了者を未受験者と別の部屋に待機させ、通信機器を預かる等の措置を取るとともに、時間帯によって大きな差が出ないように質問内容のレベルを合わせるなど、受験者間で不公平が生じないような方法とする

試験の内容 = 2題
① 「通訳案内の現場で必要となる知識等に関する外国語訳及び全国通訳案内士として求められる対応に関する質疑」(試験委員が読み上げる日本語を外国語訳し、その問題文に関連した質疑を行う)
※ 試験委員が読み上げる内容は、メモを取ることが可能(紙と鉛筆が用意されている)
※ 試験委員に対して、全国通訳案内士としての適切な受け答えをすること

②「プレゼンテーション問題」(提示される3つのテーマから受験者が1つを選び、外国語で説明を行い、そのテーマについて試験委員と外国語で質疑応答を行う)


合否判定:試験委員ごとに基準が大きく異なることがないよう、あらかじめ以下を含む評価項目について、具体的な評価基準を設定しておくものとする。原則として、合格基準点の「7割」に達すれば合格

評価項目
① プレゼンテーション
② コミュニケーション(臨機応変な対応力、会話継続への意欲等)
③ 文法及び語彙
④ 発音及び発声
⑤ ホスピタリティ(全国通訳案内士としての適切な受け答え等)



以上、「全国通訳案内士試験のガイドライン」を基に、試験概要をまとめました。
2024年より、全国通訳案内士受験生を合格まで導く伴走者として、「新・全国通訳案内士レボリューションJGRの公式X」を開設。現役通訳ガイドとしてタイムリー&リアルな最新情報も毎日発信中☆ Here!


※現在、おかげさまで通訳ガイド業務を中心に充実しており、英語コーチングの新規申し込みをストップとし、「全国通訳案内士2次試験必勝コンサルティングサービス」のみご提供とさせていただいております。

現在ご提供中のサービスやご質問等がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。
2024年度全国通訳案内士試験受験生のみんな、このページを見てくれたあなた、必勝!!


 

新・イングリッシュプロジェクト 主宰
新・全国通訳案内士レボリューションJGR ファシリテーター

全国通訳案内士 東京都登録番号  第EN04831号
東京シティガイド(TCVB 東京観光財団 ゴールドバッジ認定)
国内旅行業務取扱管理者(観光庁・全国旅行業協会 代行)
インバウンド実務主任者(全日本情報学習振興協会 認定)
国内旅程管理主任者(ツアーコンダクター)
英検1級(実用英語技能検定)
Diploma in TESOL(ITTT 英語教授法)
Certificate in Teaching English to Speakers of Other Languages
Certificate in Teaching English Online(CTEO)
Certificate in Teaching Business English(CTBE)
Certificate in Teaching English to Young Learners(CTEYL)
Certificate in Teaching Practice Recognition
(CTPR)
NLPプロフェッショナルコーチ(日本NLP協会 認定)
NLPマスタープラクティショナー(全米NLP協会 認定)
NLPプラクティショナー(全米NLP協会 認定)など

「全国通訳案内士」の仕事を極めていけるよう
日々精進している私が、合格まで楽しく伴走いたします!!

C&L Academy(シーアンドエルアカデミー)代表

相澤 誠(Aizawa Makoto)

2019 訪日外国人旅行者数 国・地域別人数(JNTO)
2019年11~20位も、チェックしておきましょう!

11位 シンガポール

約49.2万人

12位 イギリス

約42万人

13位 インドネシア

約41万人

14位 カナダ

約37万人

15位 フランス

約33万人

16位 ドイツ

約23万人

17位 インド

約17万人

18位 イタリア

約16万人

19位 スペイン

約13万人

20位 ロシア

約12万人

全国通訳案内士試験 必勝コーチングサービス

『全国通訳案内士試験にチャレンジしませんか?』の「2024年度 全国通訳案内士試験対策+お役立ち最新情報」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

「全国通訳案内士試験にチャレンジしませんか?」ファシリテーター相澤が主宰する『新・イングリッシュプロジェクト』において、「全国通訳案内士試験 必勝コーチング」サービスを提供しております。私は、2016年度通訳案内士試験に合格し、「世界40か国・6000名以上・300本以上の外国人観光客ツアー・送迎業務」を担当させていただいた現役通訳ガイド&英語指導者です。

英語学習コンサルタント × 英語コーチなど様々な経験を生かし、あなたが抱える1次・2次試験対策のお悩みや問題点を解決し合格へと伴走いたします。お気軽にご相談くださいませ☆
 

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全国通訳案内士(英語)
東京都登録番号 第EN04831号 
相澤 誠(Aizawa Makoto)

語学系唯一の国家資格、合格しよう!!

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営業時間:9:00〜21:00
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フォームからは、24時間対応しております。
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I'm looking forward to meeting you!!